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彼は私のものにはならない。
第1章 私にあるもの。
ガチャ
「あの、?」
「んあ?」
扉を開けたはいいが
目が霞んでよく顔も見えない。
エニシだよな?
シルエットがよく似てる。
声もボーッとしてよく聞こえないが、
「なんだお前か、入れ。」
「!、?~?ー」
なにか言ってるかわからん。
だがきっと入ってくるだろう。
俺が知ってる女はな。
ローside~end
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