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彼は私のものにはならない。

第1章 私にあるもの。



とある冬____


『 どうしたの 』


『 ……… 』



何かを背負う彼の背中に触れる



『 そう、でも大丈夫 』


『 なにがわかる 』



『 寂しい?なら、私をあなたにあげる
私の時間をあなたに 』



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