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プレゼントは気持ちです!

第1章 頑張ればなんとかなる……!?


ガチャ
「ただいま……」

午前0時過ぎ、いつもより遅い時間の帰宅だ。
猫丸には先に休む様に連絡したが……明かりが点いている?

「……猫丸?」

ダイニングの明かりが点いていると思ったら、テーブルで猫丸が突っ伏して寝ていた。

(こんな所で寝ていたら風邪をひいてしまう……)

猫丸を抱えて寝室へ連れて行こうとしたら、ふとテーブルの上に小さなカードが目に入った。

「桂木さんへ、お誕生日おめでとうございます……」

(そうか……猫丸は俺の誕生日を祝ってくれようとしてくれてたんだな)







チュンチュン
「……んっ………」
んーっと腕を伸ばしてから寝返りをうつ。
(ぬくぬく……もうちょっと寝てよ………)

「……ん?あ、あれ???」

私っていつ寝ちゃったんだろ???……って、ベッドまてどうやって来たか覚えてない!
確か、昨日はマフィンのデコに失敗して、それから桂木さんにお誕生日のお祝いメッセージを…………あっ!

思い出した!私、ダイニングテーブルで寝ちゃって……って事は、桂木さんがベッドまで運んでくれたんだ……やっちゃったなぁ………(´・×・`)
で、桂木さんが隣にいないって事は、もう起きて行っちゃったのかな?

私はダイニングまで来たがテーブルの上に置いておいたメッセージカードはなくなっていて、代わりにメモ帳が置いてあった。

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俺の誕生日を祝おうとしてくれたのに、早く帰れなくてすまなかった。
今日は予定通りなら早く帰れるはずだから、無理をしないで待っていてほしい。

追伸
冷蔵庫のケーキ、2つあったから1つもらったよ。
帰ったらもう一つも食べたいから残しておいてほしい。
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………え〜〜〜!!!!!!桂木さん、あのデコに失敗したマフィン食べちゃったの!?もう一個も帰ったら食べたいって、両方とも失敗なのに……(´・×・`)どうしよう………
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