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イケメン戦国【ご先祖様は織田信長】

第8章 ツンデレなあなた


光秀「萩を貸してもらいたい」

突然の光秀の言葉に全員が

「「「「「はぁぁ!?」」」」」

家康「萩を借りるって何?」

秀吉「突然言ってるんだ光秀!?」

政宗「俺も萩を借りたいぞ」

三成「光秀様、政宗様、萩様は物ではございません」

信長「何用で萩を貸して欲しいのか言ってみろ」

冷静を取り戻した信長が光秀に問いかける

光秀「仕事に行くのに女が必要になったので」

秀吉「萩にお前の仕事を手伝わす気なのか!?」

怒りを抑えず光秀を睨み付ける

信長「なぜ、萩なのだ?」

光秀「頭の中が快晴な萩だったら怪しまれずに入り込みやすいと思いまして」

家康「萩の頭の中は澄み渡るように幸せボケって言いたいんでしょ」

三成「確かに萩様はいつも幸せそうですね」

言葉を良い方に受け止めニコニコ答える

秀吉「何事にも前向きだしな」

政宗「要するに能天気って事だろ?」

信長「そこが萩の良い所だ」

いつの間にか和やかになりつつある所に光秀がもう一度

光秀「では、萩を借りてもよろしですね?」

信長「萩を連れて行くにあたって条件がある」

光秀「条件?」

信長「萩にかすり傷一つ負わすことは許さん」

ギロッと睨み付ける

家康「そんなの当たり前でしょ」

秀吉「条件が守れるんならいいが・・・」

三成「光秀様なら大丈夫ですよ」

政宗「光秀だから心配なんだよ」

皆が口々に呟く

光秀「別に守ってやらなくても平気だろう?軍神と渡り合えるのだからな」

光秀「懐に自然に入り込む能天気さと、敵に立ち向かえる剣の腕
萩以上のいい人材はいない」

にやっと口元に笑みを浮かべる


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