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イケメン戦国【ご先祖様は織田信長】

第26章 小谷城 7日目


謙信「菻あれでいいのか」

菻「あれってお姫さんのこと謙信?」

謙信「そうだ」

謙信の目線の先には八重とお菊の姿がある

萩「謙信様あれで良いのですよ
お菊さんもわりと身分が高い所から
八重姫の所に来たみたいですから
あれはしたことないと思いますし」

佐助「確かにこの時代の身分が高い女性はしない事だね」

萩「うん。だからこそ罰になるでしょ?」

信玄「よく考えたものだな」

萩「これで少しは懲りるでしょう
それに食べ物の大切さが身にしみてわかりますしね」

菻「どれだけ苦労して農家の人達が野菜やお米を
作ってるか分かっただろうしね」

佐助「食べ物の恨みは怖い」

幸村「全部食い終わるまで毒に気付かないとか
たんに菻の食い意地がはってただけだろ」

菻「あれ幸村居たの?
全然気づかなかったわ」

幸村「お前なー!今回結構活躍したぞ俺!」

菻「しらなーい記憶にないでーす
夢でも見てたんじゃないの」

幸村「てめえ黙って聞いてれば!」

佐助「さっきからずっと喋ってるよ幸村」

菻「そうだそうだ喋ってるぞー」

幸村「だあーうるせえ!上げ足とるんじゃねえよ!?」

話しが逸れていつの間にか三人でぎゃいぎゃい騒ぎ始めた

信玄「平和だねー」

萩「そうですね信玄様」

**********

萩「お疲れ様八重姫、お菊さん」

菻「まあよく働いたほうじゃないの?
失敗ばかりしてたけどね」

八重「疲れました・・・
下々の者はいつもあのような事をしているのですか?」

萩「今日のはほんの一部にすぎないわ
八重姫が一日がかりでやってたことを
民たちは一刻程で全部終わらせます」

八重「えっあれを一刻で?」

信じられないと目を見開き驚いた

萩「民達が居るからお城での生活が成り立っている
だから民たちの上に立つものとしての自覚が貴女には必要よ」

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