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イケメン戦国【ご先祖様は織田信長】

第17章 ドタバタ大集合


信玄、幸村、佐助と広間に入る

萩「お待たせしました」

信玄「お邪魔するよ」

幸村「どーも」

佐助「お久しぶりです」

秀吉「お前たちをよんだ覚えは無いのだが」

家康「ほんとに来た」

嫌そうな顔で呟く二人

光秀「賑やかだな」

政宗「お前ら嫌いなものねえよな?」

佐助「はい大丈夫です」

代表で佐助が答えた

信長「菻はどうした?」

秀吉「そう言えば居ないな」

萩「謙信様と一緒に着替えに行きました」

信長「謙信と一緒だと?」

信玄「どこに行くにも纏わりついてる始末でね、女性を追いかけまわすのはどうかと思うが」

ふぅーとため息を吐く信玄に

幸村「人のこと言えねえでしょうが!」

信玄「幸、間違えてるぞ俺は追いかけてはいない。可愛い女性に声をかけてるだけだ」

幸村「見境なく声かけてんじゃねえ!」

信長「全くだ、もう少し落ち着いたらどうだ信玄」

信玄「俺は城主でも何でもないただの居候だからな」

幸村「だからってふらふら女遊びしてんじゃねえ!」

信玄「ただの遊びじゃないよ幸」

にっこり微笑む信玄

幸村「遊びじゃない?」

佐助「つまり、女性から情報を手に入れてるってこと」

幸村「は?」

光秀「要するにだ、女性に快楽を与える代わりにこちらの欲しい情報を貰うと言う事だ」

幸村「はぁ!か、かい・・・・」

政宗「お前その位の事で動揺するなよ」

幸村「う、うるせえ!?」

家康「はぁ・・・ところで菻遅くないですか?」

萩「そうだね、どうしたんだろ」

佐助「ちょっと見てきます」

萩「うんお願いします」

賑やかな広間を出て廊下を歩き出したところで遠くから声が聞こえてきた

三成「お待ちくださいませ」

菻「そっち行ったよ謙信!」

佐助「謙信様失礼します」

声をかけてから襖を開くと白い塊が飛び出してきた

謙信「佐助それを捕まえろ」

白い塊の正体は謙信が連れてきた白兎だった
佐助が手を伸ばすもすり抜けて廊下を走りだした

菻「あっこら待て!」

それを追いかけて菻も駆け出した

三成「菻様そのような格好では!」

珍しく慌てた三成が着物を手に追いかけて行く

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