第13章 こたつで初詣計画中

｢さ～とし？」

耳の傍まで口を寄せて名前を呼んでみる…けど、反応はなし。

｢知らねぇぞ？　知らねぇからな？」

鼻を摘まんでみる。

｢フゴッ…」

おっ、反応あり！

｢さ～とし、起きろ～」

｢………ZZZ」

だめか…(;^_^A

｢キス、しちゃうぞ？　いいのか？　いいんだな？」

半開きになった唇に、チュッと音を立ててキスを一つ落としてみる。

やわらか！

｢食べちゃうからな？」

ふっくらとしたほっぺたを、指先でスルリと撫でてみる。

反応は…ない。

ってことは、Okってことだよな？
そうだよな？

唇にもう一度キスを落とし、モコモコのセーターを捲り上げる。

穏やかな寝息に合わせて上下する胸元に、手を這わせてみる。

スベスベじゃんか…(⑉• •⑉)❤︎

肌の感触を確かめるように、胸元を撫でまわす。

｢…へっ、くちっ…」

くしゃみをひとつして、身体がブルッと震えた瞬間、俺の手が胸の小さな先を掠めた。

｢…んぁ…」

もしかして起きた？

俺は思わず手を引っ込めた…けど、

｢……ZZZ」

起きねぇよ…(>_<)

でも、今の声は確かに”感じてる”声だった。

俺はもう一度そこに手を触れてみる。

手のひらで転がす様に、ね…(・ω<)-☆