第10章 kuroko side
彼女はみんなに好かれていた___
黄瀬君も……
毎日彼女に抱きつき、ウザがられながらも
毎日のように、大好きっスと言いっていた
彼女は黄瀬くんの告白を冗談だと思い
軽く受け流していた___________
紫原君も……
彼女がお菓子大好きなので、よくお菓子を食べては楽しく話をしていた
バスケ以外ネジが緩い彼も、彼女と居る時は
まるで別人だった
彼女も紫原君を身長がやけに高い弟みたいと言っていた____________
青峰君も……
彼女には勝ったり負けたりを繰り返し
よく黄瀬くん以外とも1on1 をやっていた
彼女の頭に手を置いて撫でるのが癖だった
彼女も青峰君とはいいライバルと言っていた___________
緑間君も……
普段は僕たちには冷たいが、彼女の前だと
顔を赤らめて、少し照れ目を反らし眼鏡をクイッとあげる
彼もまた彼女には優しかった
彼女も緑間君はお兄ちゃんみたいな存在だと言っていた___________