第56章 I wanted to become it
ありがとう桜……
でも…そのことはさっきの
先輩の言葉で分かってたんだ……
私はね今洛山に負けたことを悔やんでるんじゃないんだ……
私が今一番悔しいことは
奏都の頬に涙が吊たる
神守の皆と日本1なれなかった事なんだ……
皆と日本一になりたかったなぁ_______
ポタッポタッ
『…っ…………なりだ…っ………がっだ…っ……』
涙とともに言葉が漏れる
宮野は医務室から出て直ぐ奏都に見えないところで
壁に背中を合わせ静かに奏都の泣き声を聞いていた