第2章 失恋しました
「...なんでついてくるのっ!」
帰り道くらい一人で居させてよこのデリカシー皆無男!!!
っとに空気を読んでほしい...
「だってそうじゃなきゃお前、また一人で泣くだろ?」
「..は..?」
いつになく真剣な眼差しで見つめてくる茜は、こう続けた。
「俺はひかるなんかよりもお前に似合う男になれると思うけど。」
そんな目で見ないで、いつもの冗談言って笑わせてよ..
「..もしかして告白したとこみてたの?..てか私あんたと付き合う気ないし。」
目を逸らして早足で歩くと、澄まし顔でついてきた、嘘でしょ?結構全力で歩いてるんだけど..っ!
「今日、夕飯食いにいかね?6時くらいにお前ん家の前で待ってるから、じゃ!」
「えっ、ちょっ!!!」
有無を言わさず先に走って帰られた。
そんな最終手段みたいな手を取られても私はお断りです。
と、そんなこんなで家に着いた。
「ただいまー...」
そのまま階段を登り自分の部屋につっこまった
鞄を机に置いて、制服のままベットに身を投げた。
「はー...6時か...」
6時まであと一時間位だ。このまま寝てしまえばなんなくすっぽかせる..んだけど...。
「"愛しのなぎちゃんへ、ママはパパとお食事をしてくるので、適当になにか食べてきてねっ!ママより"...!?」
リビングに行くと置いてあったママからの手紙を読んだ。
なんていうタイミングなの!?きょうは厄日かなにかなの!?