第6章 ワンピース―――ロロノア・ゾロ
「そういえば、進展はあった?」
「は?」
ロビンさんの言葉にゾロも私も怪訝な顔をする
「あら、まだなの?剣士さんも案外奥手なのね」
「バッ………!///」
『??』
ゾロは理解したようだが、ロビンさんが何を言っているのかわからない
『ゾロ?奥手って何?』
そう聞いてみるとゾロは目を泳がせて最終的に私の頭を撫でてそれ以上何も言わなかった
「あっははは!!ゾロ顔真っ赤だぞ!?」
「ひーー!おもしれェ!!」
堪えきれなくなったのかルフィさんとウソップさんはお腹を抱えながら大爆笑している
ナミさんとロビンさんもクスクス笑っているし、他の皆も笑っていた
ゾロは居心地が悪そうに椅子に座る
取り残された私は突っ立っていると、ゾロに手招きされる
「何突っ立ってんだ。ここ座れ」
ゾロの隣を示されて座ると皆から見えないようにゾロが指を絡めてきた
『…………ッ!ゾ―――』
「言ったら皆にバレるぜ?」
『………ずるいよ、ゾロ』
「男は皆好きな女にはイジワルしたくなるんだよ」
『え?』
……………今
今ゾロは何て……?
『ゾロ、今何て―――』
「もう黙れよ」
ゾロはいきなり私に顔を近づけるとキスしてきた
離れた後に皆の方を見るとやっぱり皆も見ていて、
『もう…………死にたいぃ……////』
恥ずかしいよぉ………
私はみずき
麦わらの一味になりました!
でも、何となく皆と顔を会わせるのが恥ずかしいです………