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忘れないよ あなたのこと

第2章 新しい友達


(デートじゃないんだから!こんなの!!私と廉は幼なじみ!!それ以上はない!!ないんだから!!!)

頭の中と心の中で格闘している璃愛を見て不思議に思っている廉は璃愛の頭を叩いた

「いった」

「何やってんだよいくぞ」

マスドへどうやら着いたらしく、廉は私を置いて先に中へ入ってく
私は待ってと言いながらついていく

「もう!先に入らないでよ!置いてかないで!」

「お前が何かと格闘してるからだろ」

やれやれと呆れている廉はメニューを見て何を食べるか決めている。あれも美味しそうだとかあれも食べたいとかぼそぼそ独り言を言っていた。

「私はどれにしようかな〜」

私もメニューを見る。
あ!と何かに気付いた
窓際に座ってるのって清水さんと伊藤さんだ
声をかけたいのは山々だけど
ちらりと廉を見る

「はぁ」

「何だよ、人の顔見てため息つくな」

「だって廉ってなんかため息つきたくなるような顔してる」

「おまえ、それ普通に言ってるけど結構傷つく」

と、私と廉がふざけ合ってたら
清水さんと伊藤さんにバレて
声をかけられた

「璃愛!!」

「し、清水さんと伊藤さんもいたんだね」

「そだよ〜!璃愛も腹ごしらえ??」

(こんな美女から腹ごしらえなんて言葉出てくるなんて)

と、悲しんでいると、一緒にいる廉に気付き
にやにやしてる清水さんと伊藤さん。
嫌な予感…

「デーt「断じて違う!!!!!!」

私は清水さんの言葉を遮るように大声を出した
デートなんて言われたら廉がどんな顔するか
大体予想つくから!!!絶対嫌な顔する!!絶対!

「なーんだ違うの」

ニコニコしながらこちらを見る清水さんと伊藤さんに
私はもう既に疲れてきた。

「おい、璃愛〜俺らの出番だぞ」

「あ、うん!!じゃあ!またね!2人とも!」

「「ばいばい」」

にやにやしてる2人を私は睨みつけてばいばいして
食べたいものを注文する

「シェイク!!!!チーズバーガー!!!」

「シェイクとチーズバーガーって。」

廉はありえねぇとぼそぼそ言いながら自分も注文する。
その間私は携帯をいじる。

「少々お待ちください」

廉もできる間に携帯をいじり始めた
すると、廉は私を見て
肩に手を置いてきて、どんどん顔の距離近くなって

「え?」

何がなにやら分からなくなってる私は固まることしかできずにいた。
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