第1章 始まりの夜
窓から降り注ぐ月光を背景にして2人の男女が貪るような激しい口づけをしながら、身体を交わらせている。
男の膝に向かい合わせに女が跨がる対面座位の形をとりながら、ピチャ、クチャ…と淫らな水音を密室に響かせ、お互いの体液を交換する。
女は快楽に耐えきれず嬌声をあげながら、男から与えられる熱に只々翻弄されていた。
強く奥を突き上げられると膣が今まで以上に強く締まり、男は思わず苦悶の声を漏らした。
「…、っよく締まるなぁ、もうイっちゃうのっ?」
「ぁあ…、ああぁん、はやく、早くっ、…イッ、く
イっちゃうからあ…」
「まったく君はいつまでたっても、堪え性がないなあ、
っくぅ…、さぁ、そろそろ僕も限界、かなぁっ」
そう言うと男はラストスパートとばかりに女の柔い腰を掴み、下から突き上げていく。
もはや2人はただ快楽を貪る獣のように乱れ狂っていた。
「…はぁああぁ、だめぇ、イクッ、イっちゃうのぉっ」
「ぁあ、一緒に、一緒にイこうねっ」
「うん、うんっ…、ぁああぁあぁっー、」
「…くぅぅっ、イくっ…」
女の全身が強張り背中を反らせ絶頂を迎えると同時に、
男も歯をくいしばり身体をを僅かに震わせ自らの熱を痙攣する中へと吐き出した。
その後身体の力が抜けくったりともたれかかってくる女を、
男は愛おしげな瞳で見つめていた。