• テキストサイズ

ふたりごと【あんスタ】

第1章 朝と彼女




「もー友梨香、行ったら?学校遅刻するよ?」

友梨香の手からスラックスを奪いとる。

「後はま〜くんが色々やってくれるから、もうお役御免〜。」
「なにそれえ、恩知らず!」
「頼んだ覚えもないけど。」

舌を出せば、友梨香は頬を膨らまして、背を向けた。

「あんまりまーくんに迷惑かけないでね!まーくんじゃあね!」
「おーう、気をつけてなー?」

俺にじゃあねは〜?なんて声は掛けないけど。

「ま〜くんを独り占めしていいのは俺だけだし〜?」
「何変な事言ってんだ、はやく支度しろよ?」

ま〜くんはそう言いながら、カーテンを開ける。
眩しい陽射しと共に、走り去るの友梨香背中が見えた。

あぁ〜くらくらする。


「やっぱもっかい寝たい…」
/ 53ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp