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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第15章 華は蝶を欺き涙で地を濡らす
今日だけは
キスだけじゃ嫌だ
身体ごと
昔みたいに愛したい。
『良いよ…また…連絡して…』
悲しそうに笑う姫凪
分かってる。
【それだけの関係】を
突きつけられるの
嫌なんだろ?
拒めない自分が嫌なんだろ?
毎回そんな顔させてんのに
止まれねぇとか
ホント猿なのかねェ、俺。
でも今日だけは違うんだ。
本気で抱きたい。
嫉妬で狂いそうなんだ。
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