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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第4章 蝶の羽根に触れる時
『クロ…離して……』
「ヤダ。俺の…匂いじゃねぇもん…」
嫌だった。
あの日からずっと
姫凪に他の男の匂いが付くのが
木兎だからとか
そんなの関係なくて
それが例え大事なヤツの香りでも
俺の匂いより濃く移る
匂いには嫉妬した
朝二人で家に居て
キスマークつけて
香りを移して
この小さい温もりを手放すには
十分すぎる
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