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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第22章 翔び立つ蝶に隠す涙
鳴り続ける携帯の電源を
落としてしまおうとして
ディスプレイに釘付けになる
【姫凪】
う、そだ。
「姫凪?!」
〈研磨!大丈夫?!
倒れてない?!〉
焦った姫凪の声
「は?なんで?」
〈だって未読スルーとか
なんかあったのかもって
心配するじゃん?〉
「…邪魔しちゃダメだと
…思った…だけ、だし」
〈なんの邪魔?
とりあえず早く開けてよ?〉
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