第6章 視えるもの
やっぱりルカっちはすごいッスわ
それにー、、、
『黄瀬君』
「なんスか?」
『今日も部活頑張ろうね』
「っ...!」
君のその笑顔があれば頑張れる
「....」
「笠松。どうかしたか?」
「気になることがある...お前も聞いたことがあるだろう?」
笠松の問いに小堀が首をかしげる
「聞いたことがあるって?」
「あの坂本が中学で有名になったマネージャーの理由だ。俺はそれが本当か知りたい」
「本当な分けないだろ?ただでさえマネージャーとして実力のある子ではあるけどな。確かー..人の弱点を見つけられる能力か?」
「そうらしいな。それはありえると思うのか?」
「...まぁただの噂だと思ってたが...この一週間で一年の弱点を見抜いてるのをみた。あれは本物だと思う」
「そうか..」
「あんま深く考えるなよー笠松....
人の心理の未来を視るなんてそんなの...神の愛娘みたいじゃないか」