第4章 練習試合
「は?練習試合?やっぱいくわけ?」
「気になる奴らがいるのだよ」
「なんだよー見にいきたかっなら昨日言えよ。昨日は行く気なかっただろ」
とある駐輪場での数時間前の出来事
「昨日の俺の蟹座は11位。気分が乗るはずもない」
「あーそうだっけ?じゃ、なに?今日の蟹座は何位だったわけ?」
「ふ、1位だ。今日の蟹座は素晴らしい一日が待っているのだよ」
「だから行く気になったわけねー。って!なんでリアカーに既に乗るわけ⁈じゃんけんは?」
「何を言い出す高尾。俺の蟹座は1位、お前は運命に従って今日はこぐんだ」
「ねーそんなルールあったぁー⁈ったくよ~で、練習試合何時から?」
「あと、2時間後だな」
「はぁ~⁉2時間後⁈まじで⁉ここから海常までいくのかよっ」
「...急げ高尾。間に合わなくなる」
「ふざけんなー緑間~っ!」