第3章 誠凛高校
『えと、初めまして坂本ルカです。テツの幼なじみです』
立ち上がって誠凛のバスケ部に挨拶をしたのだが、まず出た第一声が
「お前、ちっせーのな」
火神君のこの言葉
火神君とは40センチの差があるようです
「へー黒子の幼なじみね~だから、黒子の存在にすぐ気づけるわけね」
「はい。ルカとは幼稚園からの付き合いなので」
「幼稚園から⁈すっげー黒子の幼稚園生!見てみたいかも」
「おいおい。今はそーゆー話じゃなくて...」
「ルカちゃんはどこの生徒なの?見たところ私立みたいだけど」
女監督リコさんが思った質問を話した
『えと、神奈川にある海常高校です』
「「えええ~⁉」」
二年の先輩達が叫ぶ
「え?海常高校ってあのIHとか普通に行ってる..あの?」
『そうです』
そうか、先輩のみんなは知ってるよね
当たり前か...
「ん?監督。どうしたんだ?そんなに驚いたのか?口開いてっぞ?」
「っ...あ、当たり前よ!今度の私達の練習試合の相手は海常高校なのよ!」