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イケメン王宮◆アラン=クロフォード

第2章 プリンセスのお相手選び


アランが私を前に乗せてくれて、私の背中にアランがくっついてる。

私は、すごく、ドキドキしていた。


生徒の家に着いて、話をして、手紙を渡した。
生徒は分かってくれたのと同時に、私がプリンセスになったことに驚いていた。そして、応援してくれた。

これで、私の気持ちはプリンセスに集中することができる。


「アラン、ありがとう。帰ろう。」

アラン「これで、いいんだな?」

私は、頷き、アランと馬に乗り城へともどった。

城に着いた頃はもう、薄明が始まっていた。

アランがプリンセスの部屋まで送り、部屋を出ようとすると

コンコン
「プリンセス?」

ユーリだ。
なにか、物音に気がついたのかもしれない。

私はすごくあわてていた。

アランが、私の腕を引っ張って
大きなカーテンの中に隠れて、
私を抱きしめた。

私の顔は、アランの胸の中にうまっていて
私の胸は熱くなり、顔が火照って
、アランの背中に手を回した。

服をギュッと掴むと
アランは私の頭を優しく包むように手をおいた。

ドキドキ
ドキドキ。

ずっと、こうしていたい。

ユーリ「プリンセス、いないの?おかしいな、まいっか。また、朝食のときに、きいてみよう。」

ユーリは、いなくなったようだ。

アランと私は、大きなカーテンのなかで
二人きりになり
見つめあった。

「ア、ラン?」

私たちは、見つめあった。

私は、目を閉じて顔を仰いだ。
まぶしい太陽の光が、アランの顔で遮られて
優しい光に変わって行く。

そして、あたたかいアランの唇が
私の唇と重なって
それは、ゆっくり、優しく触れ合っていた。

「っ、(アラン)」
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