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365日家族

第4章 秘密の代償


「なんで……?」


そう聞いた俺にすばるくんは…


「お前のためちゃうぞ?

なのかが…俺に必死に頼むからや…

横ににだけは知られたくないって…

自分が勝手に勘違いしただけで

お前はわるくないんやって…

ほんま腹立つぐらい必死にな?

あんな風に泣かせといて…

お前は一人だけ

横に謝って楽になる気なんか…?」


そう静かな声で聞いてくる…


「違うよ……?

俺は横山くんに認めてほしいねん…

なのかは横山くんが大好きやなら

横山くんに反対されたら傷付く…

すばるくん…俺かおと別れた。

もう自分に嘘はつかへん。


俺ほんとになのかが好きやねん……」


そんな俺の言葉を聞いたすばるくんは

真っ直ぐに俺を見つめた後…


「自分勝手やなお前は……(笑)

人を傷付けまくって……


お前の気持ちがどうこうとか

そんなんに俺は興味はない…

ただこれ以上なのかを傷付けたら

絶対に許さへんからな……?」


そう言って俺に背中を向けた……
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