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【うたプリ】歌い手Minori、トリップします……?

第5章 進化の予兆


――次の日



貴「う、うーーん………。今日から作曲家としての勉強かぁ……」


皆との1週間という短い休養を過ごし、今日から歌い手Minoriは作曲の勉強を始めます。

正直、不安もあるけど、やってみたいという気持ちの方が大きい。

-より+の方が断然多いから、きっと上手くいくよね?























と、思っていたのも実はだいぶ前の話。

皆にすべてを話してから、本当はもう1ヶ月が経つ。

僕がこの世界に来たのは9月の下旬。

作曲の勉強をし始めたのは10月からで、今日からもう11月。

月日が過ぎるのはあっという間。

そんな僕も、林ちゃんから教わるの内容は全て昨日で終了した。

今日から作曲家としての仕事も始まるかろ思いきや、そうでもない。

ついさっきシャイニーから呼び出しがくらい、こう言われた。


早「Youはミーの想像を遥かに超えるスピードで成長しましたーー!!なのでー、しばしの休息を与えちゃいまーーす!!」


しばしの休息。

僕としては別に要らないんだけどと反論すれば、シャイニーはこう言った。


早「NONONO!!!仕事が始まれば、ゆっくりする暇もありましぇーーん!なので、今のうちにゆっくりしちゃいなさーーい!!!」


だ、そうだ。

それから、「ミーのことはシャイニーと呼んでくださーい!社長命令でーーす!」、と言われた。

僕としては性格とかはあれだけど、尊敬する人だから“さん”付で呼びたいところ。

けど社長命令と言われちゃ仕方ない。

なんともまぁ、わがままな社長命令だ。

職権乱用するの、もはや普通になってるよね?これ。


貴「ゆっくり休息といっても、何しよう………」


皆は今日も仕事で夜遅くなるから夕飯は要らないって言ってたし、久しぶりに出かけようかな?

あのでかでかとしたショッピングモールも、ここ1ヶ月間行ってなかったし。

よし、そうと決まれば行こう!!

















貴「うわー……。相変わらずの人の量だ………」


楽器屋は行くとして、後はアニメートかな?

それから、本屋にも寄ろうかな?

あっ、“月刊アイドルの星”買うのも良いな。

先月の分買ってないし。


貴「………よし、まずは楽器屋だ」
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