第3章 久しぶりの学校
授業が終わり「インスピレーションがきたーーー!!」と叫ぶレオを引っ張りスタジオに向かった
司くんにKnightsのメンバー全員をスタジオに集合させてもらった
[スタジオ]
バン!
「元気にしてたかっ、おれの「Knights」!わははは☆」
扉を勢いよく開け登場した「Knights」のリーダーにメンバー(一人除いて)は驚きもせずレオを見た。美桜は疲れたのか凛月の隣に座った
「あら、ホントに『王さま』見つかったのねェ!流石美桜ちゃんだわァ!」
「ふあぁ…どこにいたの?」
『学院から少し離れた公園で寝てたの。鞄なんか入口に落としてたのよ』
「お疲れ様〜」
呆れてため息を吐く美桜に凛月は寝転がったまま頭を撫でた
セナも呆れているのかカメラの手入れをした。1人だけレオの登場に戸惑う司
「あのお姉様…その方は…」
『Knightsのリーダー、月永レオよ。今は奇行に走ってみんなを困らすから司くんもレオの事で疲れると思うけどよろしくね。ほらレオ挨拶して!新しいメンバーの朱桜司よ』
「ん?誰だおまえ?待って!答えを言うなよ!妄想するから!」
「え、あの…」
「わかった!お前宇宙人だな!うっちゅ〜☆」
「うっ?」
『はぁ…司くん、レオの言葉は気にしなくていいわよ』
「わかりました…」
『それじゃあレオが来て揃ったのでボディーチェックします!』
メジャーとノートとペンを持つ美桜の言葉に司は首を傾げた
「bodycheck…ですか?」
『みんな成長してるから今の衣装だと小さいから新しい衣装を作るの。まぁ…5人の衣装作るのに約1週間で終わると思うわ』
「1週間で5人分の衣装作れるとはさすがお姉様です!」
「美桜は裁縫が得意だよね〜ホント凄いよね〜」
『褒め言葉ありがとう!じゃあ司くんから順番に測るね。その間ナル、レオを見張っててね』
「分かったわ!」