第5章 第3話 思い出
また違う方からも。
ドォーン!!!ドォーン!!!
その後も次々と町の方から爆音が続いた。
ナギサ
なに、これ…。
私の目の前に広がっているのはさっきまで平和だった町とは一変して赤い炎が町を包み込んでいた。
その光景に私は息を呑んだ。
町の住人
キャー!!!
あついよー!!
誰か!助けて!
子供がまだ中に!!
いろんな場所から町の人たちの叫び声が聞こえる。
ナギサ
誰がこんなこと…。
ナミ
ひどい…!
3ヶ月とはいえ、この島には愛着があった。その町が一瞬にして誰かに奪われたのだ。この平和な町が何者かによって奪われていく…。
ナギサ
一体誰よ。こんな事するのは!
私は怒りが込み上げてきた。
ウソップ
3ヶ月しか住んでないのにえらい気に入ってるんだな。
ナギサ
まぁね。
ルフィ
平和そうな町だったのになぁー。
いきなりなんでた?!