第7章 末弟とスイーツ

「はぁ…ねぇ…お願い…あぁっ……んっ…抱きしめて…」

「え？」


彼の温もり包まれながら達したいのに、腕を動かすたびにベルトが食い込んでゆく。

このままじゃ、切ない…寂しい…。

気がつくと、涙で視界が滲んでいた。

快感に耐えながら必死に懇願する。


「はやく…イッちゃうよぉ……おねがい…おねがい……！」

「もう——甘えんぼなんだから」


色っぽい視線がぶつかると、獣のようなキスをされキツく抱きしめられる。

右手は充血した突起を潰すように、指をグニグニと押し付けてくる。


「ほら、いつもコレするといい子にイケるでしょ？」

「あ…とどまつくんっ…ああーーっ！！」


トド松くんの腕の中、わたしは彼の指に絶頂へと導かれた。