第17章 実験ごっこ チョロ松
チョロ松視点
僕の大好きな愛らしい乳首に舌を這わせると、主ちゃんは甘い声で鳴いた。
(よしっ…そろそろアレを……)
僕はローターのスイッチを切り、ベッド脇に置いてあったリュックを漁ってひみつ道具その1を手に取る。
「少しくすぐったいかもしれないから、ガマンしてね」
蓋を開け、指にクリームを取り、丹念にクリトリスと膣内に塗り込んでいく。
主ちゃんは恥ずかしい箇所に触れるたび、身体を震わせた。
「ねぇチョロ松くん、これなぁに?」
「媚薬クリーム買ってみたんだ。もっと気持ちよくなってもらいたくって。どう?何か変化はある?」
「うーん…なんだか、ほんのり熱っぽくなったような」
遅効性なのかな?それとも効果なし?
AVだと狂ったように感じてるのに、あれは所詮演技なのか…。
「そっか、あんまり効果ないか。名前は凄かったのになぁ」
「どんな商品名だったの?」
「雌豚狂い咲きクリーム」
「そんな胡散臭いのわたしに塗ったの!?」
主ちゃんの顔がみるみる紅潮する。
「も、もうヤダッ!これ解いてっ!」
「まってまって!まだいろいろ試したいんだ!」
マズい。
嘘ついて姫の秘め事クリームとでも言っておけばよかった。
うん、僕のネーミングセンスの方が断然冴えている。
じたばた動く主ちゃんに、ひみつ道具その2をリュックから取り出し見せつけた。