• テキストサイズ

おそ松さん〜ニート達の裏模様〜

第13章 チョロ松の台本 愛のむきだし編


チョロ松視点



兄弟に今度こそちゃんと主ちゃんを紹介しようと帰ったものの、家には誰もいなかった。

僕は、玄関に鍵をかけ、二階へと彼女を連れて行く。

いつもは僕から誘うんだけど、この時だけはどちらからともなく求め合った。

きっと僕たちは…一度壊れかけた絆を身体で確かめ合いたかったのだろう。

押し倒し、舌をねじ込むようなキスをすると、主ちゃんの太腿が僕を誘うように動く。
スカートがはだけて露わになった太腿に、そっと舌を這わせた。


「んん……」

「ちょっと汗かいた?しょっぱくておいしい…」


顔を上げ、抱きしめると、少し恥ずかしそうに目を逸らす。


「だって、さっきチョロ松くんから逃げたから」


そう言うと、主ちゃんは僕の首筋に顔をうずめた。


「チョロ松くんだって、しょっぱい。必死に走り回ってわたしを探してくれたんでしょっ?」

「なっ…!そ、そうだよ!家にまで行ったんだから!」


僕が動揺したのが可笑しかったみたいで、腕の中でクスリと笑った。

笑われたのが恥ずかしかったから、キスをして口を塞ぐと、柔らかな舌が僕を出迎える。


/ 1118ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp