• テキストサイズ

私の敵はヒーロー

第4章 人命救助訓練とヴィラン連合


「平和の象徴オールマイトに息絶えていただきたいと思ってのことでして」

まぁ、言ってしまった。言ってしまった。外口調の煩わしいですます口調で言い切ってしまったよこの人!!そのためにヴィラン連合軍なんて鬱陶しいものを作っちゃったことも言っちゃったよ。あーあ。これでこの後、動きづらくなっちゃうよ。しーらないんだー。

「本来ならばここにオールマイトがいらっしゃるはずが……何か変更でもあったのでしょうか」

ちらりとこちらを見る黒霧さん。私は落ち着いた雰囲気を極力だしたが、伝わっただろうか?

「まぁ、それとは関係なく……」

…………まさかのスルーでした

「私の役目はこれ…」

黒霧さんが動き出すその前に、二つの影が黒霧さんに向かっていった。しかし、それをもろともせず、黒霧さんは呟いた。

「散らしてなぶり殺す!!」

………うげっ。私もかよ

/ 328ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp