• テキストサイズ

私の敵はヒーロー

第12章 楽しい楽しい林間合宿


「ねぇ!! じゃあさ!明日休みだし、テスト明けだし……ってことでA組みんなで買い物行こうよ!」

と、いう透ちゃんの提案でやって来ました、県内最多店舗数を誇るナウでヤングな最先端!木椰区ショッピングモール。

「腕が6本のあなたにも!ふくらはぎ激ゴツのあなたにも!きっと見つかるオンリーワン」

というアナウンスもあるように、本当になんでもあるようだ。A組の皆もハイテンションで、その中でも補習組の興奮具合はすごいものだった。

「ねぇねぇ!! どこ行く?最初にどこから見ちゃう??」

三奈ちゃんがウキウキワクワクと浮き足立って、私の腕を引っ張る。もうテンションMAXだ。可愛いなぁ

「そうだなぁ…あ!! あの抱き枕可愛い!!」

「ほんとだ!! よっしゃ!! いざ突撃ぃー!!」

私も三奈ちゃんのテンションにつられ、久々に女子高生らしくショッピングに熱中した。
/ 328ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp