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小さな海賊

第3章 結婚パーティー



お嫁さんになるんだ。

カ「ダハハハハハハハハ!」

私は、指輪をカジキの指にはめた。

その瞬間…私の何かが変わった。

カ「子猫ちゃん…お前は俺のことが大好きで仕方ないんだ」

「私はあなたのことが大好き…」

メ「クスッ、それでは皆様…ごゆっくりなさっていってください」

…私、なにを血迷っていたの?
この人のこと好きならすぐ結婚できたじゃない。

カ「子猫ちゃーん、今夜はかわいがってやるからな」

「えっ、はい…」

──────────ドカンッ

「きゃーっ」

すごい音と爆風が起き、ドアが吹っ飛んだ。

ル「助けに来たぞ」

…誰?
麦わら帽子の男の子…。

カ「ダハハハハハハハハ!遅かったなァ!麦わら!!」

ウ「なんだと?!」

鼻の長い…人。

カ「もう、コイツは俺の支配の元にいるんだよ!」

ゾ「支配の元だと?」

刀を沢山持った…人。

……知ってる。他にも、まだいた気がする……。

ル「支配かなんだか、知らねーが…そいつは俺が守るって決めた!だから、お前をぶん殴るまで気がすまねぇ!」

私を守る…?
あなたは一体誰なの…?

サ「遅くなっちまったが…無事、2人も助けれたぜ?お嬢さん」

ナ「ルーシェ!」

……あなた達は、私のことを知ってるの?

カ「子猫ちゃんには、届かない声よ!メニア!!」

メ「かしこまりました」

メニアは、私をシャボン玉のようなもので囲う。

「ちょっとなにするの?!」

メ「あなたを守るんですよ?」

私を守る??
…守るってなにから…?
あの人たちから?けど…麦わら帽子の彼は…私のことを守るって…あれ?私、、なにか大事なことを忘れてる?

ル「ルーシェ!俺達が、お前のことを守る!だから、安心してろ!!そして、俺達と冒険するぞー!!!」

…あ。
“俺は、ルフィ!海賊王になる男だ!”

そうだ…私なんで忘れてたんだろう……
暖かい人たち、素敵な優しい人たちのことを…

「ルフィさん…忘れてしまってごめんなさいっ……わ、私を…助けてくださいっ……」

私の気持ちが伝わったのか、
ルフィさんは二カっと笑って…そして、真剣な顔になって…

カジキと戦っている。

…ルフィさん頑張って……!!
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