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アイドルの子育て事情!!

第4章 episode2 家族になりたい


_2週間経過



白桜さくら学園には、あれきり行っていない。



本当は結月ちゃんに会いたいんだけど、



コンサートでのバックが積み重なってなかなか時間が取れなかった。






「今頃結月ちゃん、幼稚園にでも行ってる頃なのかなぁ......」



「おい北山、お前最近その口癖なんなんだよ。
結月ちゃん結月ちゃんって。」



「別に、藤ヶ谷には関係ねーし......」



「ミツ、親戚の子でも来てんの?」



玉森がスポドリを飲みながら俺んとこに来た。



「親戚でもなんでもねぇよ......ちょっと色々と......」



「色々ってなんだよ色々って!」



「だーかーら、おめぇらには関係ねーことだから!」



「「......。」」



「......北山、その結月ちゃんって子とはどういう関係なの?」



「っだから、迷子になっていたところを送って言っただけ......ただ、
それだけよ横尾さん......」



「それだけ?それだけには見えねぇけど。」



「......。」



今じゃ横尾さんはヘタれだけど優しいお母さんって感じだけど、



当時は結構怖かった。逆に横尾さんが最年長にも見えたことはよくあった(苦笑)



藤ヶ谷も怒ると怖いし、二階堂は一度キレっとめんどくさいけど......



当時は横尾さんが一番怖かったかもなぁ(汗)



「別に俺がその子のことをどうのこうの言う資格はねぇけど、
今の俺達が一番考えなくちゃいけないことはデビューへのチャンスを掴むことだろ?」



「っま、まぁ......」



「その結月ちゃんって子とはよく遊んでるの?」



「よくっていうか......まだ2回しか会ってないけど......凄く、
楽しいんだぜ?結月ちゃんといると、すげぇ心が安らぐっていうか......」



「ふぅん......まぁ俺は、仕事に支障をきたさなければいいよ。
そんなに可愛いんだね、結月ちゃんって子。」




「おう!メチャクチャ可愛いの!
あの表情がまた......」



俺はメンバーについ結月ちゃんの可愛さを語り始めてしまった(苦笑)



今度は、メンバーとも会わせてみてぇな......


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