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進撃の巨人~Shangri-la~

第10章 ♯9


目的地まではあと10分程度だろうか。
壁外に出てから未だ巨人と相対していない。

こんなことは初めてだ。

今回の調査はすべて滞りなく進んでいるのだろうか?


は、無事だろうか?


脳内の疑問符が苦しめる。


しかし後ろを振り返って速度を落とすわけにもいかない。


せめて俺の目の前に巨人が現れてくれたら気が紛れるだろうに。


「兵長!口頭伝達です!」



早馬がきた。


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