第4章 はじめての気持ちとありがとう
「失礼のないようにな。」
『はーい。』
私がそう返事をするとレヴィさんは広間に戻っていった。
いまだにXANXUSさんはすごく緊張感する。深呼吸をして、扉を叩く。
「……入れ…」
そう声が帰ってきたので少し安心した。
『…失礼します。』
XANXUSさんは机に向かって何か仕事をしていた。
(……そういう仕事もするんだ…)
なんか新鮮だ。
そしてXANXUSさんの隣には匣兵器であろう白いライオンがいた。入った時ちょっと驚いたけど、よく見れば可愛い気もしてきた。
XANXUSさんは机から顔を上げない。
だから私は立ち尽くすしかない。
「…そこに座れ。」
XANXUSさんが一瞬顔を上げ、目線で側のソファをさした。
私は『失礼しまーす…』と一声かけて、そこに腰掛けた。
『…………』
「…………」
(なにこの状況…)
XANXUSさんは私に用があるんじゃないのかな…?
ぼーっとしていると、さっきまでXANXUSさんの隣にいたライオンが私の元に寄ってきた。
『……うおぉ…』
(…食べられないかな…)
ちょっと怖いけど、頭を撫でてみた。
あ、モフモフしてる。
ライオンくんもじっとしてくれてる。
…というか気持ちよさそうだ。
(……かわいい…)
モフモフが止まらん。
大きいからギュッとしてもモフモフだ。
…ていうかおとなしいなこの子。
いい子なんだね〜…
しばらくライオンくんをモフモフしてた。