第7章 チョロ松 〜姉さんと僕の共通点〜
チョロ松視点
ふと僕は思った。
『…僕と姉さんの共通点はどれくらいあるのかなぁ…』
よし、探ってみようかな。
すーっ、と襖が開いた。
「ただいま〜、シュークリーム買ったわよー」
仕事帰りの姉さんがいた。
『あ、おかえり姉さん。』
「ただいま、チョロ松。」
「姉ちゃんおかえりー!」
「姉さぁぁん!どぅぅぅぅん!!」
姉さんに抱き着こうとするおそ松兄さんと十四松。
「おいで、十四松っ!」
「あいあいっ!」
姉さんと十四松がぎゅーぎゅー言い合っている、和むなぁ…。
でも嫉妬する…!
「えっ、俺はっ!?」
はっ、ざまぁみろ←
「おかえり、姉さん。仕事お疲れ様、今日は早かったな」
「…おかえり…」
「おかえりーっ、お姉ちゃんっ!シュークリームじゃん、しかも人気店の!」
「よく分かったわね、流石女子力の塊。」←
「もー…女子力の塊じゃないもん!」
『もんとかもう女子だろお前。』
「シコ松兄さんまで!?…ふん、童貞のくせに…!まともに女の子と話出来ないくせに…!」←
『シコ松言うな、ドライモンスター!
童貞関係なくない?それお前もだからな、トド松!
女の子と話出来ないとかもうそれ関係ないからっ!』