第12章 二人っきりの温泉旅行
「あー、お尻痛かった・・・」
「夢梨奈ちゃん、女の子なんだから大人しく言おうよ?バス出ちゃうから走ろうーーー」
「あ!待って悠弥くん・・・」
「すいません。白川温泉まで行けますか?」
「はい。行けますよ?一人210円です。」
「ほら夢梨奈ちゃん、座りなよ?俺は立ってるからーーー」
「良いよ。悠弥くん座って?私立ってるから・・・」
「こーら。なにいってるの?女の子なんだから、座らないと痛くなるでしょ?ここは素直に俺に甘えなさい。」
「はい・・・そうします。」
「ん。よろしい♪そういう所
大好きだよーーー」
「ーーー!!」
周りはヒソヒソと私達の事を、話している
恥ずかしい・・・
『次はーーー『白川温泉前』お乗りのさいはあしもとにご注意下さい。』
ピーポ~ン♪
『次とまります。』