第13章 暗黒点。~世界を守る戦い~
ーマグノシュタットー
黒いジンが放たれた中、マグノシュタットの被害は一番酷いものであった。
国民を守ろうと戦った魔導士の死者が出てしまったのだ。そしてモガメットを止めようとティトスが動いていた。
アラジン『黒いジンが!こんなに』
マグノシュタットは円形型の国。非魔導士が簡単に入れないようにするための対策だった。そのため黒いジンが壁を越えられずマグノシュタットの中をさまよっていたのだった。
アリババ『くそ!国民がいるから極大魔法も使えねぇ、どうする?アラジン、』
考え込むアラジンとアリババに後ろから紅炎がやって来た。
紅炎『おい、貴様に言われた通り煌帝国の金属器使いを集めた、もう少しで来るだろう。』
そもそも、シュウがレーム船の方へ行った後。
アラジンはジンを呼び出しマグノシュタットの状態がどれだけ危険なことかをジンに説明させたのだ。
その他アラジンは他のマギとは違く紅炎が調べている世界の真意の事もアラジンは知っているため、戦いに応じてくれたのだ。
そして、煌帝国の金属器使いを呼び出した。
白瑛 紅明 白龍 紅玉 紅覇 紅炎。その他のけんぞくの者たち。
アラジン『うん、これで・・・・・依り代を何とかして破壊しないと・・・・・みんな、死ぬ。』