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【テニスの王子様】王様と私【跡部景吾裏夢】

第3章 過去


次の言葉を待つとノックが鳴った。


「入ってくれ」

顔をあげて立ち上がると、ジャージの女子生徒が入ってきた。

挨拶をしようかと迷っていると、先に口を開いてくれた。

「初めまして、テニス部マネージャーのキャプテンの、灰崎です」

「初めまして、逢崎です」

顔を上げると意志の強そうな、ショートヘアのキリッとした美人がそこにいた。
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