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If...

第12章 いざ、アカデミーへ!


入学式の翌日、私は教室で落ち込んでいた。


(まさか、くの一は別クラスだったなんて…。)

昨日、ナルトと同じクラスかと思っていたら、そのクラスで更に男と女に分けられていた。

私は喜んだぶんショックを受けていた。
だが、そんな私に関係なく授業は始まる訳で、私は気分を入れ替えて勉強に励んだ。

そして、ようやく昼休みが訪れる。
私は弁当を持ってくの一クラスを飛び出した。

『ナルト!』

目的の人物を見つけた私は走って近づく。
すると、ナルトは怯えた目で私をみた。


(もしかして、私がいじめるって思ってる?)

私はそう考えて、あわてて自己紹介をした。

『私はうちはルミ、よかったら一緒にお弁当食べない?』

私がそう言うと、ナルトは大きく目を見開き驚いた。

「俺ってば、うずまきナルト!」

そう言ってニカッと笑う。
だが、すぐに笑顔を曇らせた。

「俺ってば、弁当忘れちまって…。」


悲しそうな顔は本当は忘れた訳でわないと言うことを予測させるには十分だった。



『本当!?よかった~!』


私はそう言って笑顔を見せる。
ナルトは頭にハテナを浮かべた。


『実は、間違ってお弁当二つ持って来ちゃったの!食べるの手伝って!』


そう言って両手に持ったお弁当をかかげてみせた。



「いいってばよ!」



ナルトは一瞬ポカンとしたあと、元気良くそう言った。
もちろん、私は間違って何て嘘で、ナルトの分も持ってきたなんて言わない。



私とナルトは一緒にお弁当を食べてた。
そして、明日も私がお弁当を持ってくるから一緒に食べようと約束を取り付け、ナルトと分かれ教室にもどった。

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