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第41章 別れの前に……


カブトが現れた日の翌朝、私は目を覚ますと第三演習場に向かっていた。


今日の予定は、出来るだけ多くの同期に会っておく事だ。

だが、私は下忍としての始まりの場所である第三演習場に先に行っておきたいと考え足を向けた。


(……ナルトは終末の谷で会えるだろうし、サスケには昨日会ったから、サクラと他の同期優先で会いに行こう。)

私は先の計画を立てながら歩く。



『……ナルト……』

第三演習場についた私は、そこで修行していたナルトを見つけた。

「あっ、流!」

ナルトは私の声に気付いたようで、振り返って笑った。


『……よう!
……修行か?頑張ってるな。』

私がそう言うと、ナルトはニシシと照れた様に笑う。

「……流も修行か?」

ナルトはそう言うと私に近づいて来る。

『……俺は、何となく此処に来たくなってな……』

私はそう言うと演習場を見回した。

『……あっという間の一年間だったな……』

私がそう呟く。

「……流、オヤジ臭いってばよ!」

私の呟きを聞いたナルトがそう言った。
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