第6章 6.素直な気持ちで
この坂を降りて、
次に角の赤い家を右に曲がる。
そしたら、アヒルを飼ってる家が見えて
次にブラジル料理のお店がある。
そこを右に曲がるとピアノの練習してる音が耳に響いてきて、
そこから、その音と共に真っ直ぐ進む
そしたら見えてくるのは茶色の喫茶店
カラーン♪
『ふふっ…こんにちは』
「んぁ?あ、ちゃん」
その喫茶店には、
ちょっと眠そうにしてる店長さんがいる
"大野智" あたしの高校の先輩である人
『今日も時間ピッタリでしょ?』
「うん。来ると思ったから、
オイラ早起きしたんだよ?偉くね?」
『店長さん、しっかりしてくださいよ
カフェモカとフレンチトースト!』
「はーいよ」