第12章 灰羽リエーフの1日 2017
AM0:46
ぐちゅぐちゅと美優さんが動くたびにイヤラシイ音が部屋に響く。
そして目の前では動くたびにぷるぷるとおっぱいが揺れる。
美優さん、気づいてるのかな。
美優さんが自分から動き始めたころから、美優さん喘ぎ声の合間に俺の名前呼んでること。
それが嬉しくて俺もたまにゆるく腰を送ってあげれば美優さんは甲高い声で鳴く。
『りえ…も…っちゃう…』
美優さんは限界らしく今まで以上に頑張って腰を振っている。
そんな美優さんがエロくて、可愛くて、俺は美優さんの身体を引き寄せながらぐいと奥へと肉棒を突き刺す。
『っ…あんっ!』
膣壁が一気に締まったと同時、美優さんの息が一瞬止まり、身体がふるふると震えた。
いつも以上に締まるナカ。
耐えきれずに膜越しに白濁を放つとそのまま美優さんの身体を強く抱きしめた。
美優さんの身体を抱きしめていた腕を緩めると美優さんは俺の胸に寄りかかった。
「美優さん、大丈夫?」
そう問えば美優さんは小さくこくこくと首を振る。
昨日もシたし、美優さんにあまり無理させられないな。
そう思い、布団に寝かせようと美優さんを見れば、なぜか美優さんは俺を見つめている。
美優さんと目があった瞬間、美優さんは俺を見ながらふわりと微笑み、ぽつりと呟いた。
『りえーふ、たんじょーび…おめでと…』
反則だよ、美優さん。
今日は1回でやめてあげようと思ったのに…
俺は肉棒を抜き、美優さんをベッドに寝かせると白濁の溜まった避妊具を外す。
そして新しい避妊具の封を開け、自身に取り付けるとくたりとベッドに横になった美優さんの足を自分の肩に担いだ。
『え…?りえ…』
「俺、誕生日ですから。今日は美優さんのこと好きにしていいんですよね?」
『いや、嘘…無理だって…』
無理だと顔を横に振る美優さん。
ごめんね、やめてあげられなくて。
大好きだよ美優さん。
俺と美優さんの夜は今日も、長い。
end