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イン・ザ・ルーム

第25章 櫻井 ルーム 4


~ 大野side ~

収録も終わり 、翔の車へ乗り込み 、翔の家に向かう 。

「 はあぁ 、疲れたぁ ... 」
櫻「 もうすぐ家着くから もうちょっと待って 」

心地よい揺れに身体を委ねると 、いつの間にか眠りに落ちてしまった 。

櫻「 智くん 、智くん 着いたよ 」

翔が俺の肩を揺する 。

「 ん ... 、ごめん 寝ちゃった ... ? 」
櫻「 ふふ 、爆睡 (笑) 」

翔の運転のせいだよ ... 、気持ち良すぎ

櫻「 ほら 、家 入ろ ? 」

翔に腕を引かれ 、家に入る 。

櫻「 ねぇ 、さっきの もっかいやってみない ? 」

リビングにつくなり 、翔が珍しく楽しそうに提案する 。

「 さっきのぉ ? 」

まだ眠い脳をフル回転させてみる 。

櫻「 ストレッチ!今日企画でやったでしょ ? 」
「 ... あぁ 、あれね!」

そう 、今日は番組の企画でストレッチしたんだ 。
翔とペアになれて 、嬉しかった ...

櫻「 フローリングだと痛いから 、ベッド行こっか 」

疑うこともせず 、ただ翔についていった 。

櫻「 やってあげるよ 」

ベッドに上がり 、両足を開いた 。
後ろから翔に押される 。

「 いてててててて っ 」
櫻「 ほんと 、智くん硬いねぇ ... (笑) 」

しょうがないだろ っ!
これが 限界!

櫻「 もっと行けるでしょ!」

そう言って 、翔の手が内股に滑り込んでくる 。

なんか っ ... 、手つきが ...

「 ちょ っ 、翔 ... っ 」
櫻「 ん 、どしたの ? 」

さっきよりも近くなり 、耳に翔の吐息が掛かる 。

櫻「 気持ちいいでしょ ? 」

翔 ... っ 、絶対わざとやってる ...!

内股に置かれた手は 、今の俺には焦らしてるようにしか思えない 。

「 翔 っ 、ちょっと 待って ... っ 」
櫻「 待たないよ ... 」

耳に掛かる吐息が近付いたかと思うと 、べろりと耳の淵を舐められる 。

「 あ っ 、はぁ ... 」
櫻「 なぁに ... 、そんな甘い声出して ... 」

誰のせいだよ っ ...
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