第6章 中間テスト
〈Side美桜〉
そして全校集会から数日後・・・
殺「さて始めましょうか」
《……何を?》
殺(国)「学校の中間テストが迫って来ました」
殺(数)「そうそう」
殺(社)「そんなわけでこの時間は」
殺(理)「高速強化テスト勉強をおこないます」
殺(数・英)「先生の分身が1人ずつマンツーマンで」
殺(社)「それぞれ苦手科目を徹底して復習します」
そういえばそろそろ中間テスト始まるんだった
私は数学がちょっと苦手だから数学のハチマキをした殺せんせーになった
寺坂君はNARUTOだけど…;;
殺(数)「月永さんは図形が苦手ですね」
『はい』
殺(数)「では簡単にわかる方法を教えてあげましょう」
ぐにゃんっ
『!』
突然殺せんせーの顔がぐにゃんと曲がってびっくりした
殺「急に暗殺しないでくださいカルマ君!!それ避けると残像が全部乱れるんです!!」
『カルマ…勉強が進まないからやめて?』
業「なら俺が教えるよ?」
『数学じゃなくて保健体育でしょ』
業「バレちゃった」
『当たり前よ。ずっとそばにいるんだから〜カルマが考えてる事なんてお見通し!』
業「さすが俺の彼女♪じゃあ数学教えるから国語教えてよ」
『いいよ』
殺「カルマ君!月永さん!先生を無視してイチャイチャしないでください!」
業「『あ、忘れてた』」
顔を赤くして怒る殺せんせーの存在を忘れた2人だが、無視してイチャつきながら勉強をした