第13章 二・其の弐
大『和也…。 愛してる……。』
二『んっ…兄上っ… 私も…愛してます…』
抱きしめられ、唇を重ね合わせると身体は更に熱を帯びてきてされるがままに畳の上へと寝かされる。
大『和…也。 よいか?』
二『はい…。 兄…上』
そう返事したと同時にスルスルと帯を外されていて隙間からあらわになった白い肌へ優しく唇を落としていく。
二『ひゃあ…っ……あっ… あっに…上…
や…んあ…っ』
大『和…也 あまり声出すと…』
…でも、声出ちゃう。
そう言おうとしながらも声をあげていると
抱きしめるように抱えて抱きながら、唇を重ね合わせる。
二『んあっ…はぁ……んっ……もっ……』
大『和…也 可愛い…。
んっ…好きだ……』