• テキストサイズ

異次元ひねくれライフ

第4章 しょっぱい乙女、爆誕


ネットの無いこの世界でインターネットを説明するにはあまりに難しい。
ましてや、技術者の賜物にまたがるだけの私に、仕組みを説明出来るわけもない。

しどろもどろになりながら、なんとか説明できそうな概要をおおまかに話す

私の説明で理解できてるのかできてないのか、しきりに頷くダリさん。

「で、そのネットはパソコンで・・」

「パソコンとはなんでしょうか?」


「えーと・・・・・・」


こんな感じでどんどん質問が枝分かれしていく。

ダリさんも理解するのに大変そうだ。


あぁ、この後立場が逆転するんだよね・・・
気が遠くなりそうだ。


その時、先ほど走って行った従者が戻ってきた

「お連れしました」

そう言い、促されて入ってきたのはステアだった。


「ステア!?ダリさん、どうして・・・!?」


「何かを学ぶときには、同じく学ぶ者がいた方が居た方がいい。そう思いまして」


ニカッと笑って見せるダリさん。多分私の心情を察してステアを連れて来てくれたんだろう



「ステアー!会いたかった!」

「僕も!でも、びっくりしたよ」

「あ、ごめんね、修行中だったんだよね?」

「まぁね。でもちゃんとお許しが出たから大丈夫!」


「はいはい、お喋りはその辺りで。さぁ授業始めますよ。生徒達!」


「はーい!」


/ 77ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp