第8章 若葉のころを過ぎても
まただ…。
何でこいつは…。
翔の全てが俺を昂らせていく。
嘗てこんな可愛い生き物を見たことがない。
俺の下半身が熱を帯びてきているのがわかる。
ズボンが窮屈に思えるのだが…。
生憎と両手が塞がっている。
翔「あ、あ、あの…」
「ん?なんだよ?」
翔が俺の左手を見つめている。
翔「手、を…」
「んあ?」
翔「離して…くれない?」
「んあ?何で?」
翔「えっと…その、あの…ハ、ハズカシイ…です…」
「ふふ。ヤーダよ♪」
翔「…ええっ?」
翔のモノを握る手に力を込めた。
また飛び跳ねた。
その姿が可愛くて、上下に扱いてやる。
翔「お、お、おお、の…く、んっ…ふっ、ぁあっ…」
翔が俺の手を退かそうと、手を伸ばしてきたが、ほとんど力が入っていない。
目を瞑ってプルプルと震えだした。
「翔。俺も、一緒に…イイ?」
翔がコクコクと頷いた。
ふふ。快感の方が勝って、思考停止状態ってとこかな?
一旦翔から、手を離してズボンと下着を急いで脱いで、放り投げる。
翔と俺のモノを纏めて、翔の手を置きその上から両手で包み込んだ。
翔のモノからは、ガマンの限界とばかりにサキバシリが溢れる。
「翔。やーらしい。ほら、目を開けて見てみろよ?」
翔「い、いや…」
翔は目を閉じたまま、目尻に薄っすら涙を溜めている。