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【黒バス】シュガーポット

第5章 クリスマスは大騒ぎ


「そうだ、これ!自信作なんだー食べて食べて」
桜は指で料理をつまむと、緑間の口元に運ぶ。
「じ、自分で食べるのだよ」
照れくさそうに拒む緑間だが、桜はくすっと笑った。
「大丈夫だよ。みんなはあっちで盛り上がってるから気づかないよ。だから、ね?」
「…まったく、お前というやつは…」
諦めた、とばかりに小さなため息をつくと、料理に口をつけた。
「やはり桜は料理上手だな。うまいのだよ」
「あー!!見てたッスよ緑間っちー!」
向かい合って笑う2人に、指をさしながら大きな声を上げたのは黄瀬だった。
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