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【黒バス】シュガーポット

第5章 クリスマスは大騒ぎ


「何をしているのだよ」
扉を閉めると同時に、緑間は桜をとがめた。
その声には怒りや苛立ちが込められていた。
「え…?」
「黄瀬や黒子が来るのは知っていたが…その格好は…!」
そう言われて桜はスカートの裾を持って首をかしげた。
「クリスマスだし、盛り上がるかなーって…似合わない?」
「そういう意味ではないのだよ!」
裾からあらわになった桜の白い太ももをちらりと見ると、
緑間は視線を逸らした。
「んー…でも、黄瀬君も黒子君も可愛いって言ってくれたのになぁ…」
その瞬間、緑間は再び桜を睨みつけると、壁に押し付けた。
緑間の両腕で壁に閉じ込められ、至近距離での視線に囚われる。
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