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【黒バス】シュガーポット

第5章 クリスマスは大騒ぎ


「…ちゃんと、笑顔で見送れたよね…」
ふいに寂しげな表情をした桜は、エントランスに向かって歩き出した。
「そんな寂しそうな顔をするな…帰りづらくなると前にも言ったのだよ…」
背後から聞こえてきた声に、足を止める桜。
ついさっきまで一緒にいたのに、すぐにまた会いたいと思う愛しい人の声。
早まる鼓動を押さえつけながら、桜はゆっくりと振り返る。
「緑間君…」
ふわりと笑うと、駆け寄って緑間に抱きついた。
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